海外での製造開発拠点の確保

開発商品を世界へ流通するために、海外での開発拠点・製造拠点の確保に動き出しました。

世界の主要な製造業が中国に集中する中、様々なリスクを回避しながら、より安い人件費と高い技術力を求めてセアン諸国への進出が急加速しています。
私達は、ベトナム・タイ・マレーシア・バングラディシュ・インドネシアなどと並んで注目を集めるフィリピンへの進出を決定しました。
 
フィリピンは、日本から直行便で4時間半と、他のアセアン諸国と比較しても最も近い距離に位置しており、渡航面でも貿易面でも優位な国です。
また、戦後のアメリカ統治による民主国家樹立に伴い、他の国が抱えるような労働紛争や暴動なども少ない国です。
 
私達は、フィリピン セブ島の経済特区(NEPZ)にある日系縫製メーカーとの業務提携により、WAZAカバーの製造を行います。
更に、現地での製造管理を中心として行う現地法人(J-Patech Cebu Inc,)の設立準備に着手しました。
J-Patech Cebuは、1年以内に日本の開発能力と同等の業務を行える体制に持っていき、フィリピンにおいて、航空機や自動車カバーの型取り → 試作 → 検証 → 型紙製作 → マニュアル制作などの一連の開発業務を行える体制を整えて参ります。
 
◆経済特区
フィリピンには300の経済特区が設置されている(2014年2月現在)。各地域に設置さ れた特区(エコゾーンなど)には多くの海外企業が入居し、PEZA登録企業の数は2014年1月現在で2,734社に上る。1994年にはわずか 331社だったが20年の間に8倍以上に急伸している。
300のエコゾーンのうち、製造業専門ゾーンが66ヶ所、ITパークまたはITセンターが 197ヶ所、旅行関連ゾーンが18ヶ所という内訳になる。
また現在PEZAとして登録申請中の地域が100強に上っている。
進出企業の多くは、当地で部品等を組み立て海外へ輸出する、いわゆる輸出加工型産業である。生産拠点の海外シフトは加速する一方だが、統計によれば、フィリピンの輸出高の80%以上はPEZA管轄の経済特区入居企業で占められている。
フィリピンに進出している日系企業の数は漸増傾向にあり、2000年468社、2005年517社、 2010年1,075社、2011年1,171社(在フィリピン日本国大使館)となっている。
 
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